2017年06月15日
電気給湯器と違ってガス給湯器は排気ガスが出ます。
ご当地は住宅密集地なので排気ガスの処理に頭を悩ますことが多いのです。
なじみのお客様からガス給湯器交換のご依頼をいただきました。
ありがとうございます!
現状は屋内でガスを燃焼するBF式(バランス釜)です。
しかし、最近は屋外でガスを燃焼するRF式が主流となっています。
屋内で大量かつ長時間にわたってガスを燃焼する機器は酸欠事故が起こりやすいからです。
もちろん、それなりの工事はするのですが煙突がつまったり、不完全燃焼による事故のリスクが屋内燃焼機器にはあります。
今回は当店もRF式をご提案させていただきます。
しかし、エアコンの室外機を置くのも大変なこの場所。
排気ガスの処理方法に工夫が必要です。
さて、工事です。
まずは、バランス釜を撤去します。
浴槽はこのまま利用します。
シャワーを追加で取り付けます。
シャワーの配管工事中です。
台所にも給湯配管をします。
続いて、ふろの追い炊き配管です。
リモコンも取り付けて屋内の工事は完了です。
排気ガス問題は側方排気アダプターを取り付けて解決しました。
前方の離隔距離OK!
側方排気の離隔距離OK!
上方の窓との離隔距離OK!
窓との離隔は排気ガスが屋内に流入しないために必要です。
アースを取り付けます。
接地抵抗を測ります。
75Ω。
アースOKです!
古くなった給湯器の漏電はいままで散々見てきました。
その際にアースがしっかりしていないと人体に対する影響が大きくなります。
いわゆる感電事故につながりやすくなります。
古い給湯器を使っていて気になる方は近所の電気屋さんに見てもらうことをおすすめします。
ありがとうございました!