2017年06月18日
当店ではいんぺい配線にこだわっているのですが、それほど特殊な工具は使っていません。
また、私は普通の電気技術者なので特殊な能力も持ちあわせていません。
必要なのは手間を惜しまない「熱意」なのです。
戸建住宅の場合は迂回ルートで配線できるのですが、集合住宅だと配線ルートが限られます。
特に対面式のカウンターキッチンは配線が通らないケースが多いです。
こちらのお客様はレンジフードの上と下、キッチン天板付近に横へ補強木が入っていました。
まず、レンジフードを外してレンジフード上と下の補強木をかわして配線します。
次に天板下から穴を開けます。
垂直に開けないとリビングの壁にドリルの刃が突き出ますので慎重に作業します。
開口した後は事前に用意したプレートで補修します。
このプレートもIHクッキングヒーターの後ろに隠れますのでほとんど見えません。
お客様もこの仕上がりに大満足です。
ありがとうございました!