2019年03月04日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって避難が
出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-をリセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、火災になるのを防ぐためです。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は一般家庭なので工事費用の1/2が助成されます。
この分電盤を交換させていただきます。
今日の工事のポイントは・・・
既設物を外すとわかるのですが、分電盤が壁面に埋め込みになってます。
この開口部に合う物かつ、機能を満たす物を選ばなくてはなりません。
おっと!
電線をみるとネズミにかじられた跡があります。
早速、補修をします。
他にかじられて無いか確認しましたが、幸いにもありませんでした。
新しい盤を取り付けます。
(あらかじめ測ったので当たり前ですが)うまく開口部に入りました。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
17.07MΩ。
いい測定値が出ました。合格です!
ここまで確認するのがプロフェッショナルです。
完成です。
工事はちょっと大変でしたが、今日も会心の出来栄えです。
おかげさまで晩酌のビールをおいしく飲むことができます。
ありがとうございました!