2017年06月18日

荒川区 電気工事 浴室暖房器の専用電源回路 2014年03月27日

初めてのお客さまです。
   
ホームページからのご依頼ありがとうございます。
 
「浴室暖房器を使うとブレーカが落ちる」 とのご相談です。
 

 
訪問させていただきました。
 
よくよく、お話を聞くと「電子レンジと同時に使用するとブレーカーの一つが落ちる」と
 
いうことでした。
 
このブレーカーは合計使用電力が2000W以上になると作動します。
 
理由は許容以上の電力を使用すると電線が加熱して危険なためです。
 
浴室乾燥機と電子レンジ、それぞれが1200W程度の電力を使用しますので同時に
 
使えばオーバーして落ちる。これは正常な事象なのです。
 
正常ではないのは配線方法です。
 
浴室暖房機のように大きく電力を使用するものは別の回路にしなければなりません。
 

 
専用電源回路を敷設するべく工事に入ります。
 
天井裏を配線していきます。
 

 
ブレーカーを追加して配線完了です。
 
今回も配線を露出しない完全いんぺい配線でできました。
 
しかし、プロフェッショナルの作業はこれでは終わりません。
 

 
接地抵抗(アースの効き具合)をチェックします。
 
2.56Ω、余裕で合格です!
 

 
今回の作業とは関係ないのですが、念のため絶縁抵抗(漏電)のチェックも行います。
 
1.152MΩ、築年数を考えれば非常に良い値です。
 
これで心配性の私も今晩はおいしくビールを飲むことが出来ます。
 
ありがとうございました!