2017年06月18日

足立区 電気工事 コンセント通電しない 2015年04月25日

初見のお客様です。
 
ホームページからのご依頼ありがとうございます。
 
 「使っていたコンセントが使えなくなった」
 
とのことです。
 
私は「コンセントの老朽化。交換すれば良いのかな?」と
 
安易に考えていましたがそうではありませんでした・・・
 

 
この洗面台のコンセントが使えなくなりました。
 
中を開けて確認します。
 
確かに年数は経っていますが、壊れてはいません。
 
よくよく調べるとトイレや風呂の照明も点灯しません。
 
その回路を受け持っているブレーカからはちゃんと100V出ています。
 
どうやら途中の配線で何かがあったようです。
 

 
原因はこれでした。
 
天井裏にある配線の接続部です。
 
配線をバラしてみると、白線が1本外れていました。
 
圧着して電線の接続をするのですが、この電線には圧着されていた形跡がまったくありません。
 
新築時から圧着されておらず、何年も接触しているだけの状態で通電していたようです(!)
 
数が多くなればミスも出やすくなります。
 
私なら電線を10本も束ねるような配線はしません。
 

 
接続をやり直してジョイントボックスに収めました。
 
今回は電線を2グループに分けて、接続が確認しやすい差込接続で
 
作業させていただきました。
 
もちろん、コンセントへの通電も正常になりました。
 

 
念のため、絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
 
14.47MΩ、OKです!
 

 
引き続き、接地抵抗を測定してアースのチェックを行います。
 
6.12Ω、こちらもOKです!
 
これでお客様は安心して電気をご使用いただけます。
 
ありがとうございました!