2017年11月30日

集合住宅の漏電箇所捜索

以前にTBSで徳川埋蔵金を探すテレビ番組がありました。

好評なのかシリーズ化されて、重機で掘って掘って掘りまくり

ついには地形が変わるほど掘っても何も出なかったという番組です。

あの雰囲気をあおるナレーションとBGMに私はワクワクしながら

テレビを見ていました・・・

 

さて、本題です。

得意先のマンション管理会社さまからのご依頼です。

マンション共用部の分電盤です。

この漏電遮断器が作動してしまいます。

ということは漏電ですね。

念のため、測定器で絶縁抵抗を確認します。

0.009MΩ。

これではまったくダメです。

埋蔵金と違って、この漏電は確実に存在します。

現場は9階建てのマンションなので、対象となるエリアは膨大なものとなります。

むやみに探して見つかるものではありません。

いままで私が積み上げてきた経験とカンを頼りに探します。

ここも違います。

ということは・・・

ありました!

この照明のスイッチが水浸しになっていました。

この古い照明器具のすきまから浸水したかもしれません。

照明器具の改修は後日にして、該当する電気回路を切り離して

漏電からの復旧を優先します。

0.123MΩ。

規定値をクリアできました。

これで漏電からは復旧しましたので、あらためて改修工事について

管理組合さまとご相談させていただきます。

ありがとうございました!