2018年02月05日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって避難が
出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-をリセットしないと通電しません。
これは家内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、火災になるのを防ぐためです。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、6万円の工事費用であれば自己負担は1万円となります。
この分電盤を感震ブレーカー付きに交換させていただきます。
「1978」と製造年が読み取れます。
なんと40年前の漏電遮断器です。
長い間、お疲れ様でした。
作業中は停電するのでエアコンも使用できません。
お客様に寒い思いをさせてはいけないので、一気に作業を進めました。
これが感震ユニットです。
作動テストも問題なく終了しました。
おっと、まだ大事な作業が残っていました。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
1.869MΩ。
合格です。
築年数の経っている家なので、気になっていましたが問題なくクリアできました。
これでお客様は安心して電気を使用することができます。
ありがとうございました!