2018年05月19日
得意先の不動産オーナーさまからのご依頼です。
「ヒューズが切れて停電した」
とのことです。
早速、伺います。
右から1番目と3番目の陶器の箱がヒューズボックスです。
オーナーさまはこれをブレーカーに交換ご希望でした。
使いすぎで切れたヒューズは交換するしかないのですが、
ブレーカーなら上げるだけなので停電からの復旧は簡単になります。
でも、ちょっと待って下さい。
漏電遮断器が付いていませんね。
オーナーさまに料金が少し追加になりますがと、漏電遮断器の取付をご提案しました。
「それ、やって」
と即決いただきました。
ありがとうございます!
漏電遮断器の取付といっても実作業は分電盤の全交換となります。
(その方が料金は安くなります)
まずはメーター以外は全て外します。
う~ん、惜しい!
メーターの2次側(下流)の電線がちょっと足りません。
たとえ、ちょっとでも足りないものは足りませんので新調します。
他にも足りない電線が続出しましたが、何とか新しい分電盤が取り付きました。
念のため、絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
プロフェッショナルはここまで確認します。
14.86MΩ。
築年数の経っている建物なのでちょっと心配でしたが、規定値を楽々クリアできました。
完成です。
見た目がスッキリしたので住んでいる方にも喜んでいただけました。
お客様に喜んでいただけると私も嬉しいです。
きっと、私の晩酌のビールもおいしいに違いありません。
ありがとうございました!