2018年06月07日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって避難が
出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-をリセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、火災になるのを防ぐためです。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、72,000円の工事費用であれば自己負担は12,000円となります。
この分電盤を交換させていただきます。
なにやらコードが出ていますが、その先を追っていくと・・・
見守りサービスにつながっていました。
電気の使用状態で住んでいる方の安否を確認しているらしいです。
古い分電盤を外しました。
もう30年以上は使っていて、漏電遮断器もついていなかったので
交換のタイミングとしても良かったと思います。
新しい分電盤です。
コードは横に穴を開けて、そこから出してあるのでスッキリしました。
感震ブレーカーの作動テストもOKです。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
7.37MΩ。
規定値をクリアしました。
プロフェッショナルはここまで確認します。
これでお客様は安心して電気をご使用になれます。
ありがとうございました!