2018年11月10日
不動産店さまからのご依頼です。
「貸し家の電気がつかなくなった」
とのことです。
まずは伺います。
お話を聞いてみると、冷蔵庫や電子レンジが使えなかったそうです。
どうやらこの分電盤の特定回路が通電していなかったみたいです。
私が伺ったときは問題なかったのですが、ブレーカーの不具合と判断しました。
1、再発するかもしれない
2、他のブレーカーも年数がかなり経っている
3、漏電遮断器が付いていない(!)
上記1~3より、大家さんと相談して分電盤をそっくり交換することにしました。
(特に3は重要です)
分電盤を外しました。
塗装跡がしっかりと出てしまって、気になります。
なるべく跡が隠れるように留意して工事を進めます。
新しい分電盤を取り付けます。
収まりきれなかったブレーカーも盤内に収納します。
とりあえず完成です。
塗装跡は右側に少々出てしまいましたが、通常は盤に隠れてほとんど見えません。
おっと!私にはまだ大事な作業が残っています。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
62.9MΩ。
規定値をクリアできました。
ここまで確認するのがプロフェッショナルです。
ありがとうございました!