2019年02月04日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって避難が
出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-をリセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、火災になるのを防ぐためです。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、72,000円の工事費用であれば自己負担は12,000円となります。
この分電盤を感震ブレーカー付きに交換させていただきます。
もう、30年位は使用しているので交換が必要な時期でした。
既設の分電盤を外しました。
かなり大きく壁が開口されています。
電線を一本、また一本と新しい分電盤につなぎます。
一通りの取付が完了しました。
しかし、私にはまだ大事な作業が残っています。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
43.5MΩ。
築年数の経っている家なのでちょっと心配していましたが、
まったく問題ありません。
プロフェッショナルはここまで確認を行います!
完成です。
感震ユニットの動作テストも無事に済んでやっと作業完了です。
ありがとうございました!