2019年03月20日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって避難が
出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-をリセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、火災になるのを防ぐためです。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、72,000円の工事費用であれば自己負担は12,000円となります。
このブレーカーを交換させていただきます。
それなりに古いし、漏電遮断器もついていないので交換にはちょうど良いのですが、
場所が問題です。
あとから下駄箱を作ってまわりを囲ってしまいました。
これは作業が大変そうです・・・
分電盤を取り外しました。
下駄箱の奥にあったので通常より作業に時間がかかっています。
新しい分電盤の左側です。
そして、右側です。
ブレーカーの操作がしやすいように少し板をけずりました。
最後に絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
OKです!
ここまで確認するのがプロフェッショナルです。
ありがとうございました!