2019年05月21日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって避難が
出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-をリセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、火災になるのを防ぐためです。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、72,000円の工事費用であれば自己負担は12,000円となります。
この分電盤を交換させていただきます。
見た目は何とも無さそうですが・・・
分電盤を外した裏側の電線です。
幅広くネズミにかじられています。
一部、銅線がむき出しになっているところもありました。
電線の補修を済ませて作業を進めます。
もう少しで終わります。
完成。
と思いきや、私にはまだ大事な作業が残っています。
絶縁抵抗を測定して、漏電のチェックを行います。
1.863MΩ。
合格です!
ここまでやるのがプロフェッショナルです。
もちろん、感震ブレーカーユニットの試運転も問題ありません。
ありがとうございました!