2019年12月26日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を
自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって
避難が出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を
リセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、
火災になるのを防ぐためです。
つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、72,000円の工事費用であれば自己負担は12,000円となります。
こちらの分電盤ですが、お得意様が古いのを心配なさって
ご相談いただきました。
ふたを開けて見るとかなりの年代物です。
また、漏電遮断器もついていないのでそっくり交換させていただきます。
古い分電盤を取り外しました。
新しい分電盤を取り付けます。
地震時に作動する感震ユニットもテストOKです。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
プロフェッショナルはここまで確認します。
7.79MΩ。
築年数の経っている家なのでちょと心配していましたが
規定値をクリアしました。
完成です。
これでお客様は安心して電気をご使用になれます。
ありがとうございました!