2020年07月04日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を
自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって
避難が出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を
リセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、
火災になるのを防ぐためです。
つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
今日のお客様は一般世帯なので工事費用の1/2が助成されます。
例えば、60,000円の工事費用であれば自己負担は30,000円となります。
このブレーカーを交換させていただきます。
古いブレーカーを外して新しいものを取り付けました。
もう少しで完成です。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
5.25MΩ。
規定値を余裕でクリアしました。
プロフェッショナルはここまで確認します。
これで完成です。
いままでは無かった漏電遮断器ももちろんついています。
これからはお客様は安心して電気をご使用になれます。
ありがとうございました!