2020年12月19日
いよいよ今年も残り少なくなってきました。
年内の作業予定もかなり埋まってきて、年越しの作業も出てきました。
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を
自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって
避難が出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を
リセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、
火災になるのを防ぐためです。
つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、60,000円の工事費用であれば自己負担は10,000円となります。
このブレーカーを交換いたします。
30年以上も使用なさっているのでもう交換時期ですね。
古い分電盤を外しました。
作業は順調に進んでいきます。
新しい分電盤が取り付きました。
これで完成。
と思いきや・・・
私にはまだ大事な作業が残っています。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
8.19MΩ。
規定値をクリアしました。
引き続き、接地抵抗を測定してアースのチェックを行います。
16.32Ω。
こちらも規定値をクリアです。
ここまで確認するのがプロフェッショナルの仕事です。
ありがとうございました!