2021年02月03日
今日は2月3日です。
昨夜、3月7日まで緊急事態宣言の延長が決まりました。
報道によると重症者の数も減っておらず、医療体制も厳しい状態です。
もう少しの間、我慢しましょう。
さて、感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を
自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって
避難が出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を
リセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、
火災になるのを防ぐためです。
つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、60,000円の工事費用であれば自己負担は10,000円となります。
こちらの分電盤を作業させていただきます。
盤からコードが出ていますが、電流測定器です。
このコードの処理にも留意して作業を進めます。
感震ブレーカーを取り付けました。
作業のしやすさは現場環境のよるところが大きいのですが、
さすがは知らぬ人はいない大手ゼネコンの物件。
とても作業がしやすいです。
美観向上のため、電流測定器のコードは横から出すようにします。
これで完成と思いきや・・・
私にはまだ大事な作業が残ってます。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
6.32MΩ。
規定値を楽にクリアしました。
引き続き、接地抵抗を測定してアースのチェックを行います。
9.95Ω。
こちらもOKです!
ここまで確認するのがプロフェッショナルです。
ありがとうございました!