2021年06月05日

荒川区 感震ブレーカー工事 ~通電火災を防ぎます~

今日は6月5日です。

ただいま、東京では緊急事態宣言の再延長中です。

高齢者の母は1回目のワクチン接種を済ませました。

早く、ワクチン接種が全体に広まると良いですね。

 

今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。

感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を

自動的に遮断します。

この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって

避難が出来なくなる恐れがあります。

また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を

リセットしないと通電しません。

これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、

火災になるのを防ぐためです。

つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。

荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。

荒川区感震ブレーカー助成金

今日のお客様は一般世帯なので工事費用の1/2が助成されます。

例えば、70,000円の工事費用であれば自己負担は35,000円となります。

この分電盤を感震ブレーカー対応盤に交換します。

かなり古い設備で漏電遮断器が付いていません。

既設盤を外しました。

お客様の家は停電中なので一気に作業を進めます。

作業は順調に進んでいます。

完成、と思いきや・・・

私にはまだ大事な作業が残っています。

絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。

1.329MΩ。

合格です!

引き続き、接地抵抗を測定してアースのチェックを行います。

2.81Ω。

こちらも合格です。

ここまで確認するのがプロフェッショナルです。

ありがとうございました!