2022年06月22日
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を
自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって
避難が出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を
リセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、
火災になるのを防ぐためです。
つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、60,000円の工事費用であれば自己負担は10,000円となります。
こちらの分電盤を感震ブレーカー対応に交換します。
新築からず~と使用なさっているので30年位は経っています。
もう、交換時ですね。
分電盤を外しました。
壁紙の変色が年月を感じさせます。
作業は順調に進んでいます。
当たり前ですが家の中は停電中です。
完成です。
引き続き、屋内配線のチェックを行います。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
1.792MΩ。
規定値をクリアしました。
今度は接地抵抗を測定してアースのチェックを行います。
1.57Ω。
申し分ありません!
ここまで確認するのがプロフェッショナルの仕事です。
ありがとうございました!