2023年06月22日
おかげさまでここのところ、忙しくさせていただいております。
このブログもなかなか更新できないで申し訳ありません。
今日も梅雨空で予定していた工事が延期になって、ようやく時間ができました。
今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を
自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって
避難が出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を
リセットしないと通電しません。
これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、
火災になるのを防ぐためです。
つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、60,000円の工事費用であれば自己負担は10,000円となります。
このブレーカーを交換します。
かなりの年代物で漏電遮断器もついていません。
作業は順調に進んでいます。
設置場所が玄関なので明るくて作業がしやすいです。
完成!
と思いきや・・・
私にはまだ大事な作業が残っています。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
5.26MΩ。
築年数が経っている家なので電気設備の劣化がないか心配していましたが、
規定値を楽々クリアしました。
プロフェッショナルはここまで確認します。
ありがとうございました!