2024年12月27日

荒川区 感震ブレーカ工事

久しぶりのブログ更新となりました。

おかげさまで忙しくさせていただいてます。

今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。

感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を

自動的に遮断します。

この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって

避難が出来なくなる恐れがあります。

また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-を

リセットしないと通電しません。

これは宅内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、

火災になるのを防ぐためです。

つまり、地震災害による通電火災を防止する機能もついています。

荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。

荒川区感震ブレーカー助成金

今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。

例えば、90,000円の工事費用であれば自己負担は15,000円となります。

 

こちらの分電盤を感震ブレーカー付きに交換します。

設置して年数も経っているのでちょうど取り換え時でした。

 

う~ん

左から3番目のブレーカーですが100V用にもかかわらず200Vで使用しています。

申し上げるまでもなく、これはダメです。

(当たり前ですが)新しい分電盤では200V用を使用します。

 

 

これで完成。

と思いきや私にはまだ大事な作業が残っています。

 

絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。

179.7MΩ。

規定値を楽々にクリアしました。

 

これでお客様は安心して電気をご使用になれます。

ここまで確認するのがプロフェッショナルです。

 

あっという間に2024年も終わりそうですが、もう少しがんばってみます。

ありがとうございました!