今日は感震ブレーカーの工事をご紹介します。
感震ブレーカーは大きな地震があったときに、一定時間後に電気を自動的に遮断します。
この「一定時間後」が大事で、瞬時に停電すると夜間などは真っ暗になって避難が
出来なくなる恐れがあります。
また、避難中に電力会社の停電が復帰しても感震ブレーカ-をリセットしないと通電しません。
これは家内の電気製品のスイッチが入りっぱなしになっていたとき、火災になるのを防ぐためです。
荒川区では感震ブレーカーの取り付けをすると助成金が出ます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/josei/okunaianzen.html
今日のお客様は特例世帯なので工事費用の5/6が助成されます。
例えば、6万円の工事費用であれば自己負担は1万円となります。
フタ付きの分電盤です。
通常の感震ブレーカー工事は分電盤ごと交換するのですが、
こちらは新しいタイプなので盤内の変更工事で対応できます。
ということで、お客様の費用負担も数千円で済みます。
太陽光発電のコンバータユニットです。
もちろん、当店で施工させていただきました。
順調に発電しているようです。
系統連携(東京電力に売電)をするので感震ブレーカーも
対応のものを選定しなければなりません。
感震ユニットの取付が完了しました。
これで終了と思いきや・・・
まだ、大事な作業が残っています。
絶縁抵抗を測定して漏電のチェックを行います。
20.86MΩ。
規定値を余裕でクリアできました。
続いて接地抵抗を測定してアースのチェックを行います。
2.35Ω。
私が数年前に施工したアースです。
こちらも規定値を余裕でクリアできました。
これですべての作業完了です。
ありがとうございました!